食べようとしているが食べない場合
愛犬が食欲不振で、食べようとしているが食べない場合には口の中の炎症などが考えられます
・口内炎 ・歯周病 ・口の中のケガ ・鼻炎 などです
■口内炎
口内炎は舌の裏側や頬の内側などによく起こります
口臭がしたり、ひどい場合は出血やよだれを流すこともあります
原因はさまざまで、ウイルスや細菌の感染、ビタミンの不足、やけど、口の中にケガをするなどです
口内炎の時にはできるだけやわらかい食事を与えるようにしましょう。また消炎剤を塗ったり、口の中の洗浄といった治療をするようになります
■歯周病
歯周病は歯の周辺に起きる病気です
歯周病がひどくなると、歯ぐきが化膿してきます。それによって口臭がきつくなります。次第に歯がグラグラしてきて終いには抜けてしまいます
歯周病を軽く考える方もおられるようですが、歯周病の最近が血管に入り、腎臓や心臓などの病気の原因になることもありますので、病院でしっかりと治療を受けましょう
愛犬の口の中を清潔に保つことが大切ですので、歯磨きの習慣をつけるようにしましょう
■鼻炎
犬の鼻炎は人間と症状も似ていて、鼻水やくしゃみが出ます。ひどくなると粘り気の強い鼻水が出たり出血する場合もあります
鼻炎の治療は消炎剤や抗生物質の投与などになり、場合によっては鼻の洗浄などもあります
鼻の上あたりがふくらんでいたり、目やにが出たり、頻繁に足で鼻をこするようなしぐさを見せるときは鼻炎の可能性もありますので動物病院で診察を受けましょう